2009/01/29 (Thu) ネタ入り飲料水

眠たい　と　御無体　って似てる

曽「その日は酷い雨でした。僕は出かけ先で傘を借り、帰路に着きました。雨音がザーザーと激しくなる中、ふと何かが聞こえてきたのです。ほんの幽かな音。しかし妙にハッキリと耳に入る音でした。何の音かと思い、しばらく立ち止まり辺りを見回しました。しかし、周りには何もありません。ぽつん・・・ぽつんと民家があるくらいで、他は田畑。音は聞こえど、それらしきものは見当たらない。空耳だろう、とまた歩き出した時、その音は先ほどよりも少し大きな音で響きました。空耳ではない。では、何がそんなに鳴っているのか。僕はもう一度立ち止まり、そして音に耳をすませました。雨の音がうるさい中、また音が響く。右、左、前、後、意識を集中させ、やっと響いてくるほうが分かってきました。そして、なんの音かも。その音は、僕の後ろで聞こえ、そして、その音は誰かがすすり泣く音だった。僕は一気に後ろを振り返り・・・」
妹「ひぎゃああああああああああああああああああ！！！！」
閻「うわああああああああ！！！？」
太「うぇあああああああああああえ？？！！！」
鬼「わあああっ？？？！！！」
閻「びびびびびび・・・・吃驚させないでよぅ！！妹ちゃん」
妹「だだ、だって、だって！！」
太「あー心臓止まるかと思ったー」
鬼「怖いのは分かった。わかったから、大声をいきなり出すなよ・・」
妹「ご、ごｍｒｋんあさい」
鬼「日本語をしゃべってくれ、頼むわ・・」
閻「もーう、怖がりすぎだって！」
曽「振り返ると」
妹「やややややややややっ！！！！！待って、待ってくださいっ心の準備がっ！！」
太「妹子ー怖いならしがみ付いてていいぞーだからオチ聞かせろってー」
閻「あー太子、そんなこと言ってると、また妹ちゃんに殴られちゃうぞ★」
鬼「キモ」
妹「・・・」
太「え、あ。殴らないで妹子ー！」



ボスン



閻「・・・今、これ会話ネタなのにオノマトペが」
鬼「・・・っっ」
閻「うっそ」
太「あｑｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；」
妹「～～～～～～っ！！！！」
閻「ちょちょちょ！！！誰かデジカメ！！妹子の貴重なデレシーン！！」
鬼「貴重な産卵シーンみたいな言い方すんなよ！」
閻「オオグンタマ的な？いや、だって妹ちゃんが太子に抱きついてるよっ！？」
太「・・・わが人生に・・・一片の悔いなし・・・ガクッ」
鬼「太子ーーー！！！死ぬなーーー！！っていうか自分でガクッて言うな！！」
妹「ああああっ唯一の拠り所があっ！！この根性無し！！！」
閻「あ、ツン発動・・・」
鬼「ツンといよりキレたんだと思いますよ」
閻「あーなるほど、デレギレ？デレツンギレ？」
妹「それ前回の話題じゃないですかっ！！！やめてくださいよっ！！」
閻「妹ちゃん、抱きついた時に『べ、別に抱きつきたいわけじゃないんですからねっ怖いだけなんですからっ！！』とか言うとツンデレ度アップだよ」
妹「いや、別にアップさせたくはないんですけど・・」
閻「ほら練習練習！太子ーちょっと練習台になってねー！」
鬼（うわ、失神してる奴を容赦なく引きずり出した・・・）
太「うーん・・・」
閻「ありゃ、起きない。まあいいや。さ、妹ちゃん！」
妹「ちょ、マジでやるんですか？！」
閻「当たり前でしょー？ほーら！」
妹「～～～っ！！・・・（ギュ）べ、別に抱きつきたいわけじゃないんですから・・っていうか、今こうやって抱きついてるのも言われたからでっぼ、僕は別に抱きつきたくないしっなんとも思ってないんですからっ！！勘違いしないでくださいよ？！」
閻（あ、アドリブで素のツンが発動した）



芭「・・そ、曽良君、なんか、忘れられちゃってるよ・・」
曽「チッ・・・」
芭「それとさ・・なんか、曽良君の話、なんか身に覚えがあるんだけど」
曽「そりゃ、そうでしょう。僕の後ろで泣いていたのは芭蕉さんなんですから」
芭「やっぱりーーーー！！！あの傘せっかく借りたのに、松尾を入れてくれなかった日だーーーー！！！」
曽「仕方ないでしょう。一本しか無かったんですから」
芭「いや、半分ずつ入ろうよっそこはっ！！！」