かっこ21
二次創作の妄想ブログ。あらゆる物に関係なぞあるわけない。
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下の遣隋使verです。
一応大学パロです。
太子→先生
妹子→大学生
一応大学パロです。
太子→先生
妹子→大学生
「好きと愛してるの違いって何だと思います?」
妹子はパンを齧りながら、呟いた。
急に何なんだと思いつつも、太子はうぬぬ~と呻きながら考え始めた。
「なんだろー。てか、なんでそんなこと聞いてくるんだよ」
「あ、いえ、この間、鬼男くんが大王にそういう質問されたって言ってて、太子はどう答えるんだろうなあって」
中庭のベンチは二人のお気に入りの場所だった。
草木が適度に生え、静かで、影になってるから涼しい。それに人があまり寄り付かない。
はじめは太子が一人でこの場所を楽しんでいたのだが、妹子が来るようになったのだ。
ベンチの背もたれにグンと背を落とし、細長い四肢を伸ばした。今日は足にある青ジャージのファスナーが半分ほど開けていた。
「え~妹子に愛を語るの~?何を狙ってるんだ、この芋!エロ芋!」
「別に何も狙ってませんよ!てか何ですかエロ芋って!変なあだ名付けるなこのジャージ!」
「えぇぇぇ・・妹子だってたまにジャージ着てるじゃん・・」
「あんたが着ろ着ろ煩いからだろっ!で、どうなんですか」
パンはまだ半分も無くなっていない。
太子は考えたことの無いものについて、うんうんと考え始めた。しかし、その答えが出たからと言って何か成果を得るわけでもないし、答えを妹子に答えたところで「ふ~ん」と適当に相槌を打たれてお終いなのは分かりきったことだった。だから、詳しく考えることもせず、ただ、言葉の使い分け程度の違いしか見出さずにいた。
「気持ちの重さじゃないのか?うーん、わからないでおま!!」
「適当ですね、随分と」
妹子の呆れた声に、これならまだ適当な相槌を返されたほうが良かったかもと少し思う太子だった。悔しいという感情が押し寄せ、キーキーと叫びながら反論をした。
「そんなこと考えることなく言う言葉なんだから、別に詳しい定義とかいらんだろこのトロロ!!」
「誰が長いもだ!!!」
「じゃーあ、妹子はどういう風に考えてるんだよ」
パンに齧りつく動作は口を開けパンに接近したところで停止した。
開いた口をパクンと閉じて、少しうつむいた。
「僕は、好きは理性的で愛してるは盲目的な感じがするんです。」
「は?」
「好き、だとまだ周りがきちんと見えてて、相手を客観的に見る余裕があるんですけど、愛してるになると、相手に対して盲目的になり、見定めることなんて出来なくなるんだと思うんです。」
「何ソレ恋は盲目状態?」
「ていうか痘痕もえくぼ状態ですよ」
改めてパンを齧りなおした。
太子はふ~むと低い声をあげ、妹子を見やった。照れているのか少し耳が赤い。
「このパッション芋」
妹子はパンを齧りながら、呟いた。
急に何なんだと思いつつも、太子はうぬぬ~と呻きながら考え始めた。
「なんだろー。てか、なんでそんなこと聞いてくるんだよ」
「あ、いえ、この間、鬼男くんが大王にそういう質問されたって言ってて、太子はどう答えるんだろうなあって」
中庭のベンチは二人のお気に入りの場所だった。
草木が適度に生え、静かで、影になってるから涼しい。それに人があまり寄り付かない。
はじめは太子が一人でこの場所を楽しんでいたのだが、妹子が来るようになったのだ。
ベンチの背もたれにグンと背を落とし、細長い四肢を伸ばした。今日は足にある青ジャージのファスナーが半分ほど開けていた。
「え~妹子に愛を語るの~?何を狙ってるんだ、この芋!エロ芋!」
「別に何も狙ってませんよ!てか何ですかエロ芋って!変なあだ名付けるなこのジャージ!」
「えぇぇぇ・・妹子だってたまにジャージ着てるじゃん・・」
「あんたが着ろ着ろ煩いからだろっ!で、どうなんですか」
パンはまだ半分も無くなっていない。
太子は考えたことの無いものについて、うんうんと考え始めた。しかし、その答えが出たからと言って何か成果を得るわけでもないし、答えを妹子に答えたところで「ふ~ん」と適当に相槌を打たれてお終いなのは分かりきったことだった。だから、詳しく考えることもせず、ただ、言葉の使い分け程度の違いしか見出さずにいた。
「気持ちの重さじゃないのか?うーん、わからないでおま!!」
「適当ですね、随分と」
妹子の呆れた声に、これならまだ適当な相槌を返されたほうが良かったかもと少し思う太子だった。悔しいという感情が押し寄せ、キーキーと叫びながら反論をした。
「そんなこと考えることなく言う言葉なんだから、別に詳しい定義とかいらんだろこのトロロ!!」
「誰が長いもだ!!!」
「じゃーあ、妹子はどういう風に考えてるんだよ」
パンに齧りつく動作は口を開けパンに接近したところで停止した。
開いた口をパクンと閉じて、少しうつむいた。
「僕は、好きは理性的で愛してるは盲目的な感じがするんです。」
「は?」
「好き、だとまだ周りがきちんと見えてて、相手を客観的に見る余裕があるんですけど、愛してるになると、相手に対して盲目的になり、見定めることなんて出来なくなるんだと思うんです。」
「何ソレ恋は盲目状態?」
「ていうか痘痕もえくぼ状態ですよ」
改めてパンを齧りなおした。
太子はふ~むと低い声をあげ、妹子を見やった。照れているのか少し耳が赤い。
「このパッション芋」
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HN:ビラ性別:女性職業:大学生趣味:ピアノ・読書・妄想自己紹介:ただの変態です。ただそれだけです。
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