2008/12/29 (Mon) ネタに生きたい

ただの会話してるだけのネタです。なんだこれ。
遣隋使です。

「死ぬ。死ぬよ。死んじゃうよ、これ」
「食当たりで大げさな。アンタは殺しても死なないタイプでしょ」
「もう、もうこれ、食当たりじゃない」
「じゃあ、何なんですか」
「大いなる裏切りだよ」
「なんでも格好よく言えばいいもんじゃないってこと、今証明されましたね。ただの食当たりです。腐ったカレーなんて食べたからです」
「私は、私はあんなに愛していた！愛していたのに、どうして」
「そりゃ、こんな猛暑の中放置するからですよ。カレーだって勝てませんって、この暑さ」
「カレーは、カレーはそんなすぐに腐らない！」
「腐るときは腐るんです」
「それに、私は放置したわけではない」
「は？」
「寝かせてただけだ。カレーを寝かせるのは常識だろ？！」
「せめて冷蔵庫に入れて保存状態をよくしろよ」
「私は限界ギリギリまで自然な状態にしたかっただけだ」
「放置した結果がこれじゃないですか」
「そうだけどさ」
「今度から保存する際には冷蔵または冷凍してくださいよ」
「うううううう」
「どうしました？」
「痛いぃぃぃぃぃぃぃ」
「そりゃ、腹痛ひどいでしょうね」
「妹子の突っ込みが痛いいいい」
「そこですか！びっくりした！」
「あーもう、なんだか腹立ってきた！全部妹子のせいだ！」
「いや、カレーのせいです」
「妹子なんか芽の生えたジャガイモ食べてろ！」
「ソラニンたっぷりじゃないですか」
「適度に発酵した大豆食べてろ！」
「納豆じゃないですかそれ」
「赤い天狗のキノコ食べてろ！」
「ベニテングダケじゃないですかそれ」
「あーもう腹減った！カレー作れ！」
「カレーにあたったのにカレー食べたいんですか？！どういう神経しているんですか！まさか神経が麻痺してるんじゃ！いや、あんたがおかしいのは今に始まったことじゃないですけど、普通あたった食べ物ってしばらく食べたくならないでしょう！ていうか普通食当たりの時は食欲がなくなるでしょうが！」
「妹子セリフ長い」
「いーから、もう大人しくしていてください！」
「妹子カレー！」
「あーもう黙って寝てろ！」
「カァァレェェェェェエ！」
「るっせーーーー！！できたら起こしてやるから寝ろ！！」