2009/02/13 (Fri) ネタんでるたーる人２

バレンタインネタ第二弾。
ますますグダグダに。

妹「で、結局」
鬼「自分たちで作ってるんですか」
妹「チョコレートを・・」
閻「うるっせぇぇぇ！！お黙り！仕方ないでしょーもらえる兆しないんだし！自分で作った方がよっぽど美味しいチョコレート作れるよ！！トリュフでしょー、生チョコにガナッシュ、ブラウニーやらチョコレートケーキ、チョコレートフォンデュにムース！なんでもござれだよ！！！」
妹「そんなに作れるんですか！？それもどうかと思いますが・・」
鬼「というか、だんだん大王はオカマっぽくなっていってる・・」
太「閻魔は無駄に器用だな」
妹「無駄にですね」
閻「なんでそんなに俺をいじめるのさ。終いにはMに目覚めるからね！！」
鬼「キモイからやめろ」
閻「はい」
妹「今これは何の作りかけですか？」
閻「ん？生チョコ。冷蔵庫にはトリュフの作りかけが冷やしてあって、オーブンはケーキのスポンジを焼いてるところ」
妹「手際の良さがまた気持ち悪いですね」
閻「なんか、心地良くなってきた」
妹「キモイ」
太「ていうか、私やることないでおま」
閻「味見役でしょ」
妹「楽な役回りですね」
鬼「やれやれ、ま、好きにやっててください。妹子、ちょっと散歩行かね？」
妹「？いいですよ」
閻「いってらっしゃ～い」
太「私も行きたいでおまぁ・・」
閻「もー太子ぃ！チョコレート食べたいんでしょ？手伝って」
太「はぁい」



------別宅キッチンにて-----

妹「鬼男くん」
鬼「聞くな」
妹「いや、でもね」
鬼「だから、聞くな」
妹「・・・」
鬼「・・・」
妹「大王用ですか？」
鬼「・・・」
妹「しかもまさかの手作り」
鬼「・・・やばい、今自分がチョー恥ずかしい」
妹「・・・」
鬼「黙らないで、黙らないで！余計恥ずかしくなりますからっ！！」
妹「材料しっかり揃えて・・・今から制作ですか」
鬼「・・なんか、恥ずかしいやら痛々しいやらで作れなくて・・」
妹「・・・」
鬼「・・・」
妹「作りましょうか」
鬼「ついでに太子のも作ったら」
妹「・・・そうしますよ」



-----本宅キッチン-----

閻「・・・作り終わった」
太「終わったね」
閻「・・あれだ、あの、燃え尽き症候群」
太「どんだけお菓子作りに精を出したんだよ」
閻「空しくもなってきた」
太「それは言わないって約束だろ？」
閻「・・・・うん」
太「に、しても、妹子たち遅くない？」
閻「どーせどーせどーせさぁ！！女の子に囲まれてウッハウハでしょ？ほっとけば？鼻血出して死ねばいいんだよ」
太「あの歌ツボるよね」
閻「あの、シネ・・・シネ・・・のとこから最強だよね」
太「いろんな意味でね、破壊力がね」
閻「気持ちが痛いほど分かるしね・・・」
太「・・・」
閻「余計寂しくなってきた」
妹「ただ今戻りました」
鬼「ただいま」
太「帰ってきた！妹子ー見て見て見て見て！！できたよー！このケーキのイチゴ乗せたの私なんだぞ！」
閻「そんな自慢げな感じで言わなくても・・・」
妹「あーすごいすごい」
閻「わぁあー素晴らしき棒読み」
太「もー二人してどこまで散歩行ってたんだでおまー帰るの遅すぎー」
妹「あー」
鬼「・・・」
閻「なに・・なに、この微妙な空気」
太「さすがに読まなければいけない空気だと分かる・・」
妹「あーもう、太子がうるさいからチョコレート作ってきたんですよ！い、石畳チョコ・・」
太「！」
妹「世話チョコですよ、欲しかったんでしょ？」
太「い、妹子ぉぉ～！！」
妹「あー臭いから近づかないでくださいよ」
閻「俺そっちのけで盛り上がってらっしゃるっ！！」
鬼「・・・」
閻「鬼男くん、ツッコミ、ツッコミしてくれないとキャラが立たない」
鬼「・・・世話チョコです」
閻「え？」
妹「一緒に鬼男くんも作ったんですよ、世話チョコ」
閻「ええええええ！」
鬼「まあ、その、形式上の物ですけどっ！」
閻「マジマジマジかぁぁぁぁあ！！？ええええ！チョコ？」
鬼「チョコです」
閻「なにチョコ？」
鬼「生チョコ」
閻「わー・・・・い・・・」
鬼「？」
閻「手作り？」
鬼「はい」
閻「・・・」



閻（死亡フラグ！！！！！！！！）



閻「隠し味的なものって」
鬼「え、よくわかりましたね」
閻（何入れたか想像つかねぇぇぇぇぇえええええ！！！）
鬼「食べてからのお楽しみですから」
閻「う、うん・・楽しみだなー」


閻「い、妹ちゃん」
妹「はい？」
閻「一緒に作ったんだよね」
妹「そうですよ」
閻「じゃ、じゃあ変なもん入ってないよね」
妹「でも、一緒に作ったって言っても、同じ場所で作っただけで、作ってる姿は見てなかったですけどね」
閻「・・・」
妹「どうかしたんですか」
閻「し、しばらく、胃にやさしい食事にしなきゃな・・・」
妹「？」










閻「にぎゃあああああああああああ！！！！！ちょ、ちょ、チョコレートが何でこんなにっぎゃあああああああああああああ！！！！」