2009/01/10 (Sat) ちょ、あなたの手ってネタネタするぅ

今回も天国組です。
書きやすい二人だなー。もう書けば書くほど二人が崩壊していく。
お目目のお話です。

「定期健診は大事だと思います」
「・・・・はあ」
「なので」
「なので？」
「今日は視力検査をしちゃおう！！わっほい！！」
「なんで・・？」
「私ねー常々思うんだけど、目って酷使するとすぐダメになりそうじゃない？んで、仕事を常に頑張ってる私たちって、結構目が危険だと思うんだよね！」
「大王がそんなに目を酷使しながら仕事しているように見えないんですが」
「閻魔帳って結構字がちっちゃいんだ。遠ざけないと見えないんだよね」
「それ近視じゃなくて老眼です」
「ろ、老眼！？この歳で？！」
「いや、大王が何歳かは知りませんが、老眼でもおかしくないですよね？」
「ひ、ひどいっ！ちくしょう、こうなったら鬼男くんが視力検査はもう嫌ですぅ～って言うまで検査しまくってやる！！！」
「キモ・・・」


「はーい、じゃあこれはー？」
「上」
「次はー？」
「下」
「じゃ、これ見えるー？」
「右斜め下45度」
「なに、君、某少女マンガに出てくるマサイ族並みの視力を持つ登場人物か何かなのかい？」
「違いますけど。僕はいたって健康体、地獄出身なので目もいいんです」
「なにその『私、山育ちだから目はいいの』みたいな某アニメヒロイン気どり」
「変な言いがかり付けないで下さいよ」
「くっそう～～思いの外出来るな～！」
「僕の視力の良さがわかったところで、大王の検査してみません？」
「え」
「ほら、大王、こっち来て右目隠してください」
「えと」
「３Ｍ離れて」
「・・・」
「なんですか？」
「・・・お医者さんごっこみたい」
「死ね」
「そんな心の底から素直な気持ちを出さないで！！」
「じゃ、始めますよ」
「はいは～い」
「これは何ですか？」
「え・・見え辛いなー・・右？」
「そうです。これは」
「おお、それは見える！左」
「これ」
「左」
「はい」
「右」
「これは」
「右・・・上上下下右左右左ＡＢ！！おっぱいミサイル発射ー！！」
「コントローラーかアンタはぁぁぁぁぁあ！！！」


「もう、まじめにやってください。これ見えますか？」
「見るんじゃない」
「は？」
「見るんじゃなく、感じるんだ・・・心で」
「真面目にやらんかいこのホタルイカがぁぁぁぁあ！！暗闇の中電気で照らして釣り上げてやろうかこの野郎！！！」


「・・というわけで、大王もなかなか視力いいじゃないですか」
「えへ、そう？」
「これで視力のせいで仕事に支障が出ることはない証明ができましたね」
「へ？」
「では、どんどん閻魔帳見ながら仕事していきましょう」
「ちょ、鬼男く」
「でも老眼鏡は用意しときますんで」
「しなくていいよ！！！」